ディズニーの曲は、ポップで軽快な曲から、可愛らしい曲、ラブソングや感動的なバラードなど、多彩な曲がたくさんあります。どれか一曲だけでも弾いてみたいと思ったことのある人も多いでしょう。
本記事ではピアノで弾きたいディズニーのおすすめ曲を、15曲厳選してご紹介します!
参考演奏動画や難易度別の楽譜も紹介するので、ぜひ憧れの一曲に挑戦してみてください。
目次
ホール・ニューワールド/アラジン
『アラジン』の代表曲であり、数々の賞を受賞したピアノでも非常に人気の高い名曲。主人公の2人が魔法の絨毯に乗って世界中を飛び回るシーンが印象的ですよね。
ゆったりしたテンポとメロディで構成されているので、簡単で弾きやすく、初心者にもおすすめです。
メインメロディの途中に出てくる2拍3連は、この曲の聴かせどころなので、感情を込めてたっぷり歌うように弾いてみましょう。
美女と野獣/美女と野獣
『美女と野獣』と言えばこの曲!主人公のベルと野獣が心を通わせダンスするシーンで流れる美しい曲です。実写版では、アリアナグランデとジョン・レジェンドが歌って話題となりましたね。
この曲のメロディは3拍目から始まり次の小節の1拍目で終わるのが特徴です。
それに対して、伴奏は1拍目から3拍目にかけて動くので、左右の追いかけっこのようなフレーズを意識するのがポイントです。
途中で転調があり黒鍵になって音が変わるので、注意して演奏してみましょう。
いつか王子様が/白雪姫
1937年公開『白雪姫』の挿入歌で、誰もが一度は耳にしたことのある名曲です。
ワルツのリズムなので、伴奏(とくに左手)は1拍目をはっきり、2・3拍目は優しく弾くのがポイントです。
テンポが崩れないように、片手ずつメトロノームを使って練習しましょう。
ハイホー/白雪姫
こちらも『白雪姫』の挿入歌。鉱山で小人たちが仕事をしているシーンで使われています。明るく楽しい雰囲気の曲を弾きたい方にぴったりです。
「イチニッ イチニッ」と元気に歩くようにリズムをとりながら弾くのがこの曲のポイントです。
右手スラーとスタッカートの弾き方の違いに注意して練習をしてみましょう。
彼こそが海賊/パイレーツオブカリビアン
これが弾けたらかっこいい!『パイレーツオブカリビアン』のメインテーマ曲です。
とくに、曲の冒頭は映像のBGMとして使われることが多いので、みなさんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
8分の6拍子(8分の12拍子)なので、この時点で『難しそう…』と思うかもしれませんが、
“タカタ タカタ タカタ タカタ”と言いながらゆっくり弾くと、上手に弾けますよ!
ぜひ挑戦してみてくださいね。
アンダー・ザ・シー/リトルマーメイド
ポップなリズムと可愛いメロディが特徴的な一曲。
歌いたくなるような楽しい曲調なので、明るい曲が弾きたい方におすすめです。
音を短く切ってテンポよく演奏するのがポイントです。ミスタッチにも気をつけながら、軽く叩くイメージで演奏してみてくださいね。
パート・オブ・ユア・ワールド/リトルマーメイド
こちらも『リトルマーメイド』の代表曲。
人間の世界に憧れている主人公アリエルの切ない気持ちが表現されている名曲です。
曲全体を通して、低い音から高い音に向かっていくフレーズが多く出てきます。そのため、音の高低に合わせて、抑揚・強弱をつけて弾くのがポイントです。
とくに、サビは腕全体を使って広がりのある音で演奏しましょう。
Let It Go-ありのままで/アナと雪の女王
「アナ雪」の愛称で親しまれた大人気の映画『アナと雪の女王』の主題歌です。
『ありのままの』という歌詞は、社会現象と言えるほどたくさんの人に親しまれました。
まずはイントロを練習して『アナ雪』の雰囲気を味わうのがおすすめ!
メロディが拍とずれて動く箇所が多いので、メトロノームを使って、タイで伸びている音や休符の拍をしっかりと取りましょう。
星に願いを/ピノキオ
1940年のディズニー映画『ピノキオ』のテーマ曲です。
多くの人が「ディズニーの曲といえばこれ!」と思い浮かべる代表曲ではないでしょうか。
メロディの冒頭は1オクターブの跳躍から始まります。
手首の力を抜いて、右手小指のタッチを意識しながら練習してみましょう。
小さな世界/ディズニーランド
ディズニーテーマパークのアトラクション『イッツ・ア・スモール・ワールド』のテーマ曲です。
合唱曲として幼稚園や学校で取り上げられることも多く、子供から大人まで幅広く浸透している一曲。耳馴染みのある曲を弾きたい方におすすめです。
伴奏の8分音符は、ひとつひとつの音量や間隔を一定に弾くことを目指しましょう。
コントロールが難しい指がある時は、余計な力を意識して抜けるように、ゆっくりなテンポで練習してみてくださいね。
エレクトリカルパレード/ディズニーランド
ディズニーテーマパークの夜のパレード曲です。
ファンファーレをイメージしたイントロと16分音符の連続で作られているメロディは、演奏していてもワクワク感を存分に感じることができます。
ジェットコースターのように、速いテンポで上下に音が動くので弾きごたえもバッチリ!
指使い(指番号)を考えながら、ゆっくりのテンポで練習していきましょう。
右手の強化練習としても、おすすめです。
魔法使いの弟子/ファンタジア
『ファンタジア』の超人気曲。穏やかな場面から次第に魔法が暴走するストーリーが音で表現されていて、演奏するのが楽しい曲です。
スタッカートが多く出てきますが、“軽く弾く”というよりは“ズンッズンッ”と歩くようなイメージで音に重さを持って演奏しましょう。
スタッカートとスラーの対比を明確に引き分けるのがポイントです。
原曲を一度聞いてイメージを持ってから練習を始めてみてくださいね。
ミッキーマウスマーチ/ミッキーマウス
ディズニーのテーマソングとして世界中から愛されてる一曲。
子供でも弾きやすいシンプルなメロディなので、「まずは簡単なものから」と考えている方にぴったりです。
この曲はマーチ(行進曲)なので、ウキウキしながら歩くように弾くのがポイントです。
8分の6拍子が取りにくい時は、手拍子をしながらメロディを歌ってみましょう。
拍のタイミングが掴めるとスムーズに演奏できますよ。
愛を感じて/ライオン・キング
エルトン・ジョンが作曲を担当した『ライオンキング』の主題歌。
温かく美しいメロディのバラード曲なので、感情をたっぷり込めた演奏がしたい方におすすめです。
メロディを際立たせるためには、左右の音量バランスとペダルの細い踏み替えがポイントになります。
フレーズの間は、歌う時のようにブレスを意識してテンポを揺らしてみましょう。
いつか夢で/眠れる森の美女
『眠れる森の美女』の中で主人公のオーロラ姫が王子と出会うシーンの一曲。
メロディの音が少なくゆったりしているので、ピアノ初心者にもおすすめです。
ワルツのリズム(3拍子)は、1拍目に重心をおき、2・3拍目は軽く弾くのがポイントです。
テンポが速くなってしまわないように気をつけて演奏しましょう。
ディズニーメドレー
続いてはディズニーの人気曲が詰まったメドレー楽譜をご紹介します。
パート・オブ・ユア・ワールド~美女と野獣~ホール・ニュー・ワールド~輝く未来
ディズニーの中でも人気の高い4曲がメドレーになっています。
曲ごとにテンポや伴奏の形が変化するので、つなぎ目を重点的に練習するのがポイントです。人気曲の良いとこ取りなので、練習も楽しくできます!
ミッキーマウス・マーチ~小さな世界~ホール・ニュー・ワールド~美女と野獣~星に願いを
「ディズニーといえばこの曲!」という5曲がギュッと凝縮されたメドレーです。
場面の切り替わり、雰囲気のコントラストが感じられる構成なので、発表会にもおすすめ。
上級者向けで弾きごたえも聴きごたえもバッチリです。
まとめ
弾きたい曲は見つかりましたか?
ディズニーは名曲揃いなので、必ずあなたにぴったりの一曲が見つかるはず!
選曲に悩んだら、聞いたことのある部分やメロディだけなど、一部分だけを試してみて、気に入ったら本格的に練習するというのもおすすめです。
ディズニーの世界観を楽しみながら練習してみてくださいね。